就活クソカレンダー(7月)
就活クソカレンダーもついに下半期、折り返し地点まで来ました。
思いのほか就活クソカレンダーのあれこれを読んでくださってる方が多いようで、歯をむき出して御社に威嚇しまくっていた2017年の野蛮な私も報われる思いです。
野蛮なね…野蛮な私がね…。
当時の自分が荒んでいたことに、こうやって今文字に起こすことでようやく気づくんです。
なんてたって、
「就活はしんどいけど結構好きなんだよね」
という強気なアタイを誇示してましたから。
…まあぶっちゃけ?今もそうなんですけど?
虚勢を張りすぎてもう虚勢が全身にタトゥーのように刻まれちゃってんの。
恋人の名前をその時のテンションで彫って別れた後に後悔するラッパーよりもしんどいとこ、あるよ。
ただ、エントリーシートで門前払いを食らうのは手間も時間も報われなくて素直に落ち込みました。
人事、ちゃんと私と父の合同誌(就活クソカレンダー(1月) - キューブログ参照)読んだ?
感想、欲しいな…
みたいな、イベント初参加の同人マンの心持ち。
でも人事から届くの、「ここがこう良かったので次も期待してます!」ってファンレターじゃなくて"祈り"なんですよね。
え、送り先間違ってませんか…?
こちとらしがない就活作家であって別に神じゃないですよ笑
言うてね。
就活生が一回は思いつく「祈られすぎw 神かよ」的なボケで落ち込みを誤魔化せたのはお祈りが2桁に達するまででした。
2桁を超えてからはエントリーシート落ちのたびに13歳は年を取るようになっていたので、前職に採用される頃には182歳になっていました。
ハイパー・シルバー採用じゃん。
でも、面接は本当に心地よい緊張感と
「知らないおじさんたちが若僧の話を聞くために場所と時間を割いてくれてる」
というワンマンショーの風情がたまらなく好きでした。
とはいえ、このワンマンショー気取りが合格への足枷になっていたことは周囲からの
「あんたはジョブスじゃない」
「面接はすべらない話じゃない」
といったアドバイスから痛切に思い知っていますので、ナウ就活イングではトークのギアはローに入れてます。
時々うっかりテンションが上がってウィリーしちゃうけど。
前置きがゾッとするほど長くなりましたが、クソカレンダー7月は面接についてです。
……やっぱ面接をバラエティ出演だと思ってんな…。
痛ァい…。
「なるほど」を噛み殺せ
2018卒の私の社会人生活はたった3ヶ月だった。
彗星の如く現れ、社員旅行にだけしれっと参加して去って行った「会社の財布の穴」みたいな新人を演じてしまった理由は以前書いた記事を参照してください。
その節はほんとうに申し訳なかったと思っています。
お互い相性が悪かったね…。
しかしこのウィンクのように過ぎた3ヶ月の在職期間においても、上司の方々は私にたくさんのことを教えてくださいました。
テプラの作り方、作業員のおじちゃんと上手く付き合う方法、ご当地銘菓、会社の派閥について、等々。
その中でも印象的、かつ私が改善に苦労したのは
「『なるほど』は上司や先輩に使う言葉じゃない」
という教えでした。
ソクラテスに習い、「無知の知」という姿勢をもって相手の話を吸い込もうと生きてきた私にとって「なるほど」は最小限の文字数で表現できる最大限の「あなたの意見は私の心と頭に刻まれましたよ。おめでとうございます」だったんです。
それが、不敬とな…?
まあ、あくまで"私にとって"は敬意の表現でも向こうがそう受け取らないのであれば無意味なのは確かですね。
郷に入っては郷に従う、長い物には巻かれる、尻尾は振れる本数振っておくことも得意な私は
「なるほどは失礼」
すらも「なるほど!」と受け入れて、以降は「なるほど」を封印することを上司に誓いました。
でも、これが難しかった。
私自身、今までどれだけ「なるほど」に助けられて来ていたのか、「なるほど」と距離を置くことがこんなに困難なのかと恐怖を覚えるほどでした。
なんせ、上司の方々はヒナのように何も知らない私に毎日毎日「なるほど」に値する智慧を授けて下さるんですよ。
もうこれは私の「なるほど」の封印を解かんとする裏組織の陰謀ではないかと勘ぐるほどに、次から次へと「なるほど」のトラップを仕掛けられ、何度も「なるほど」を解き放ち世界を闇で満たしてしまうところでした。
実例を挙げると、
上司「この商材はライバル会社との競り合いで勝って来た主力商品。だからアピールの仕方も他社比較が有効なんだよ」
私「なるほ〜〜〜〜〜ン!ほ〜〜〜んと凄いことですよね!」
上司「この地域は古くからの付き合いがあるから、交渉の仕方は俺のを盗め。効率的だし失敗しても俺のリカバリーが効く」
私「なるっ、なっ、納得しました!」
私「なァん!」
私「なるほど、と言いたくなります」
私「なる…なるようになるものですね」
こんな調子が「なるほど」の封印から1、2週間は続きました。
適応力の低さにダーウィンも墓の中で泣いてるよ。
でもどうにか「なるほど」の封印も板につき、
「そうなんですね」
「分かりました」
という愛想も何もないが怒られもしない神器を二つ手に入れた私は、スムーズに研修を進め、上司と仲を深め、居場所を獲得し、3ヶ月後には退職しました。
「なるほど」解禁〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!
家族と話してる時も、友人と駄弁ってる時も、ありとあらゆる「なるほど」ポイントで喉の奥から嬉しそうに「なるほど」が転がり出て来ます。
かわいい、かわいい私の「なるほど」よ。
今まで済まなかったね。
もう誰もお前を追いやったりはしないから。
お行き、思うがままに…。
なるほど「なるほど!」
そもそも「なるほど」ってなにゆえ失礼なんですか。
教えてくださった方には「なるほど」、もしくは「そうなんですね」を差し上げます。
『宝石の国』に感情をもらう人生初心者
『宝石の国』って知ってる?
知ってる〜〜〜〜って人!
市民ホールの会議室借りるからAM10時からPM7時まで侃侃諤諤と話し合おう。
ちなみにこの二人の火星人が並んだ横にロボットが二体、みたいなSFめいたルックスの四字熟語の読み方は「かんかんがくがく」です。
「盛んに議論するさま」という意味です。
ギャグマンガ日和で学びました。
それはそうとして、会議室にはたぶんプロジェクターとかもあるだろうから「宝石の国と読者のメンタルヘルスの今後」について学会発表まで持って行こう。
そんで、なんやかんやでノーベル賞ももぎ取ろう。
ノーベルメンタル賞。
無いとは聞いたことがないので。
一方で知らな〜〜〜〜い、聞いたことだけある〜〜〜〜〜〜の人。
こちらです。
[概要]
2012年から月間アフタヌーン(アフタヌーンKC)で連載中、既刊9巻(すぐ集められるね)、2017年冬にはアニメも全12話で放送された(すぐ見切れるね)、市川春子作の『宝石の国』。
擬人化された、美しく、強く、脆い宝石たちが月から彼らを攫いに来る謎の「月人」と戦うバトルアクション。
です。
青年誌として申し分のない激しいバトルとアクションが繰り広げられます。
[「死」のない宝石たち]
(前略)〜バトルとアクションが繰り広げられます。
ます、んですが、異質なのがその戦闘時に起きる宝石たちの、宝石であるが故の変化。
というか、人体(?)破壊描写。
何かと言うと、激しい攻撃を受けると文字通り「砕け散る」んですよね。
モツも血飛沫も撒き散らさない代わりに、綺麗な姿形の宝石たちがバッラバラに砕けちゃう。
眼球が飛び出し、四肢は粉々、頭部はもげる。
初めてアニメでこのシーンを見た時なんか、びっくりした勢いでケツと地球の間に4cmぐらいの距離ができた。
ほんと跳ねた。
映画でよく見る「ブシャーーー!!!!グチャーーーーー!!!!!」の破壊描写にはない、大事なコップを落っことして粉々にしてしまったときのような、毛が逆立ち、胃がヒュンと冷たくなる感じに襲われるんですよ。
でも、さらに異質なのがこの「破壊」が宝石たちにとっての「死」ではないところ。
というか、彼らに「死」は訪れないんです。
砕けた破片をかき集め、組み合わせたらひとまずは元どおりになる、なってしまう。
ここがこの物語の魅力であり、一つ目の「おつらみ」ポイント。
概要で出てきた「月人」、宝石たちを襲う"悪者"に、彼らは幾人も既にさらわれていたり、劇中でさらわれて行ったりするんですが、残された者は持ち去られた彼らのことを絶対に、絶対に諦めないんです。
というか、諦められない。
「死」という終わりが与えられていないために。
「いつか取り返すことができるかも」
という、途方も無い"いつか"を永遠に(もちろん自分たちも死なないので)待ち続ける事しかできないんですよ。
彼らのこの「終わりがない」という性質は物語の根幹に深く関わっていて、展開が進むにつれてさらに重みを増してくるんです。
これが、本当に、苦しい…。
ジョルノ・ジョバーナ(ジョジョの奇妙な冒険第5部 黄金の風)も「終わりがないのが終わり…」と言っておりますが、
こと『宝石の国』では逃れられない命題としてのしかかってきます。
[「勇気」が怖い]
勇気。
少年漫画では言わずもがな、実生活でも割とニーズが高まっているともっぱら噂のアレです。
この勇気が、この作品では"取扱注意"の劇薬だったりします。
「おつらみ」ポイント二つ目です。
主人公のフォスフォフィライトは宝石たちの中でも群を抜いて脆く、壊れやすく、戦闘に参加させてもらえません。
自由闊達・天真爛漫・元気一杯のフォスフォフィライトは、その快活さで「戦いたい!」「役に立ちたい!」「何もしないのつまんない!」とどうにか戦いに参加しようと画策するんですね。
そのために必要だったのが、「勇気」。
最初は弱い自分を変えるための、勇気。
次に仲間を救うための、勇気。
そして、真実に辿り着くための、勇気。
彼がそんな様々な「勇気」を出す度に、彼自身に思いもよらない変化をもたらし、周囲をも巻き込んで歯車が回り出してしまう。
この、本来「出してなんぼっしょ!」な賞賛される他ないような「勇気」。
それが、主人公フォスフォフィライトから穏やかな日々を奪い、次々と後戻りの効かない孤独な道へと後押しし続けていくんです。
見てられない…。
勇気って何…。
出せば出しただけ世界がにっこりしてくれるんじゃないの…。
[魅力いっぱい!抱えるモノもいっぱい!の宝石たちによる感情の万国博覧会]
紹介した主人公フォスフォフィライト以外にも、たくさんの宝石たちが登場します。
その全てが子どものように無垢に、無邪気に見えながらも、数百、数千年の時間の中で培ってきた苦しみと、失った大切なものを両手いっぱいに抱えていらっしゃる。
「愛してるのに憎らしい」
「もう信じてはいないけど大好き」
「大事だからもう終わりにさせたい」
そんな、宝石たちの甘い毒のような感情がコミカルな会話の端々にするりと忍ばされているので本当に気をつけてください。
「危険!感情が出没します」
とかいう立て看板はないですので。
せいぜい20年とちょっとの人生経験しかない人生初心者、抱いたことのないような感情を宝石たちから急に教えられるたびに、消化できずに腹を下して涙腺がピーピーになってます。
以上、物語の核心に触れないように「『宝石の国』ヤバいよ」という悲鳴をあげてきました。
キャッキャッウフフ♡のやり取りの中にひっそりと息づく、美しい宝石たちの苦悩。
「死」や「生」、「人間」という深淵なるテーマへと迫っていく物語。
それらを見事に調和させ描き出すビジュアル。
本当に素晴らしい作品ですので、是非読んだり見たりして欲しいです。
そして一緒に悲鳴をあげましょう。
その悲鳴のアンサンブルを録音してCDに焼いてレコーディング会社に持ってってビルボードチャートで5位ぐらいを目指しましょう。
女衆五人でストリップショーに行ったらかわいいをおすそ分けしてもらえた話(後編)
ストリップショーでかわいいをおすそ分けしてもらった話後編です。
前編は常にテンションが高い女衆が輪をかけて発奮してしまったため、血抜きしようとカフェへと一時撤退を決めたところで終わりましたね。
女衆五人でストリップショーに行ったらかわいいをおすそ分けしてもらえた話(前編) - キューブログ
大変お待たせいたしました。
いざ、本番です。
商店街の老舗カフェでかき氷を5分で啜って悶絶する女3人、メントールキツめの一服をキメて万全の女1人、自律神経が狂ってて常にオエ…と前傾姿勢の女1人(私)、の計5人が劇場へと舞い戻ります。
商店街を抜け、時計を見ながら「開演まであと10分ぐらいあるしちょうど良いじゃん!」とかなんとか、舞い上がった小娘5人が青い看板目指してひた走る!(東洋ショーの青い看板は一度見たら忘れられない個性を放っています。目頭にツンとくるノスタルジックなブルー)
あたしたちの未来(ストリップショー)はすぐそこだ!
第3部、完!※ジョジョの奇妙な冒険第3部を読んでください
てな感じで完全勝利を確信した私たちは軽やかにビルの階段を駆け上がり、受付のお姉さんに腕の"外出バンド"をアハンと見せ、劇場の奥、ステージのある部屋の重厚な扉を開けてーーー・・・!
……座席、超埋まってました。
照明が完全に落とされ、自分の鼻先の油のテカリさえ見えない暗闇の中ですら分かる「満員御礼」の4文字。
愚者「お盆の昼からストリップショーに来る人はさすがそんなにいないでしょ〜ギリギリに戻っても余裕で座れるっしょ!」
賢者「ストリップショーには盆も暮れもない。あるのは開業日か、休業日。聖書にもそう書いてある」
ということで、素人のくせに余裕をこいてしまった愚かな私たちは結局、足元が覚束ないなかどうにか辿り着いた真っ暗な会場の壁際にへばりついていました。
友曰く「研修生が先輩のショーを見学してると思われそう」
な直立不動。
横にいる友の影すら見えないまま、やっちまった感で胸をいっぱいにしながら開演を待ちました。
すると、暗闇の中「〜!始めを飾るのは〜!〜ちゃん!どうぞご覧ください!」みたいなアナウンスが入った。
かと思うと、舞台がパッとライティングで浮かび上がったんですね。
あ、かわいい子がもういる〜〜〜〜!!!!!
パラソル持ってる〜〜〜〜!!!!!!
すっげかわいい子が〜〜〜〜〜〜!!!!!
です。
思っていた以上に急にかわいいが始まるんです。
人間、真っ暗闇から突然明るみに放り出され、しかも目の前のステージにむちゃくちゃかわいい女の子が水着姿で立ってると脳が「お?突然非現実的な?!これは夢すか?夢すね?じゃあもう理性はいいっすね!」つって思考を止めるみたいです。
なのでここからはずっ〜と夢見心地でした。
かわいい女の子がスピーカーから流れるポップな音楽に合わせてかわいいダンスを次々と披露してくれる。
もう、言葉、いる?
他の類人猿との間に大きな差をつけ進化するキーとなった、ホモ・サピエンスが誇る「言語能力」は、無力!
かわいい女の子のかわいいダンスの前に惨敗!
な〜んにも考えられなくなりました。
自分がこの場にいて幸せなこと意外、何も。
で、しばらくの間はかわいいダンスにひたすら脳を蕩かしてにこにこしてました。
変化が起きたのは、ダンサーさんがステージの先端部分、円形に配置された客席に囲まれるように設置された回転舞台で踊り始めた時でした。
その時人類は思い出した…。
これはただの「かわいい女の子のかわいいダンスショー」ではなく「ストリップショー」であることを…。
ダンサーさんが回転する舞台の上に来ると、なんとなくですけど、空気が「始まる」んですよね。
相変わらずにこにこ見ていた私も、その空気の変化に刺激され、溶けていた脳を掻き集めダンサーさんの一挙手一投足をしっかり見つめ始めました。
まぁ〜〜〜〜…すごく綺麗……
今の今まで溌剌と踊っていたダンサーさんが、回転舞台の上に到達すると"技"を披露し始めるんです。
まさしく「極めたエロティシズム」。
すごく綺麗なんですよ…。
下着を外す仕草なんか、指の先までエロティックが通ってて、今まで私が見てきたエロティックの通算量を1000と仮定すると、その指先だけで8000000はいったな、ぐらいのエロティック。
官能的な表情も、匂い立つような仕草も、熱いライトと長時間のダンスで吹き出た汗に濡れる裸体も、ダンサーさんが表出するものは全て計算されたエロティシズムで構成されている。
あまりのエロスのゲリラ豪雨に、私がタナトスだったら「死人が生き返るんでやめてください」と抗議を入れてました。
そして、完全に裸になったダンサーさんと観客の、ショーの最中では唯一の交流が起きるんですね。
それは、拍手。
クラップユアハンズ。
ダンサーさんは回転舞台の上で様々なポーズを音楽にのせて披露してくれるんですが、そのポーズの中でも陰部がよく見える"決め技"のような場面になるとスポットライトが一層明るくダンサーさんを照らし出すんです。
すると、それが合図のように沸き起こる拍手。
開演中は私語厳禁。
そんな、完全に演者と観客の間に第四の壁が築かれている中、陰部が照らし出された瞬間にのみ訪れる「拍手」という観客からの唯一の声なき「ブラボー!」
すごい…すごい世界観だ……。
圧倒されまくりました。
ぼんやりとした「ショー」のイメージには歓声をあげたり口笛を吹いたり、というものがあったので、東洋ショーの静謐を求めるシステムには最初からへぇ〜そうなんだ、予想外!という感じだったんですが、たしかにそのルールのもとに独特の「世界観」が出来上がってました。
陰部をさらけ出したダンサーさんをスポットライトが照らし出すあの時間、陰部は陰部でなくどこまでも観客を魅了する「陽部」になっていた。
そんな考えさえ浮かぶような独自のショー体系。
ダンサーさんが提供する、磨き上げ上げられたエロスとそれを受け取る観客。
そこには紛れもなく、舞台としての機能がありました。
受け取るのが物語かエロスかという違いはありますが。
ダンサーさんは入れ替わりで5人ほど、メイド服や着物などでそれぞれの個性と技量を尽くしてエロスを届けてくれました。
登壇後、2回ほどの写真撮影タイムもあり、ここ4年ぐらいで一番幸せそうな顔でむちゃくちゃ可愛かったメイド服のダンサーさんと写真を撮ってもらいました。
そうそう!ダンス後のレビューみたいな再登場の際は第四の壁ぜんぜんないんですよ!
ダンサーさんは「女の子だ〜!来てくれてありがとう〜!」とわざわざ私たちの前まできてポーズをキめてくださるし、玄人さんなんかはプレゼントを渡したりミニ扇風機でダンサーさんの股間に風を送る。
楽しい!これってグリーティングってやつ?!
あんまりテーマパーク行かないんだけどこれグリだよね!
って感じで、ショーの後もお楽しみがいっぱいです。
最後になるんですが、
「女五人衆がぞろぞろストリップショーにいくのってやっぱ多少気が引けんでもないな…冷やかすつもりではないし素直に見てみたいんだけど男性のプロ客さんたちの視線が痛いかな…」
的なことはやっぱり思ってました。
が、全然全然、ほんと被害妄想というか、嬉しい誤算というか、他のお客さん方(つまり男性の方々)、むっちゃ親切でした。
右も左も分からずカーボナイトされたハンソロみたいに壁に張り付いてた私たちを、わざわざ「姉ちゃんら!この席座り!よう見えんで!」と最前列の座席に案内してくれたおじちゃん。
ショーが終わった雰囲気に腰を上げた私たちを「あの、このあとグランドフィナーレっていう全ダンサーによるショーがあるから見てったほうが良いですよ」と引き止めてくれたお兄さん。
ありがとうございました…!
おかげさまで初めてのストリップショーを大満喫させていただきました!
この場をお借りしてアドバイス等々に感謝を述べさせていただきます。
というような感じで、女五人衆でいくストリップショーのレポ?レビュー?を締めようと思います。
友人たちと改めて共有した感想は
「人間、おんなじもん持ってても全然違うな」
という、同じ女体を持つものではあるものの、何もかもが違うからそれぞれのやり方で明日からも頑張りまっせ!という生きるパワーでした。
おしまい
参考
就活クソカレンダー(6月)
前の記事(9月中旬)でなんて言ってた?
「1ヶ月以上ブログを放っておくとポップアップ広告が出てイヤ」?
「実際三日坊主だけどその肩書きに甘んじるのは不名誉」?
おだまり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
好きにさせてよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あたいは自由!!!!!!!!!!!
自由なの!!!!!!!!!!!!!!
気の利いた言葉が思いつかない時に「!」を多用して画面を無理やりエンパワメントしていいぐらいに自由なの!!!!!!!!!!!!!!!!!!
街行く親子が私を見て「パパあの人すごいね、このうえなく自由だね」「ああそうだね、お前もいつかあんな風に自由になるんだぞ」と自由を夢想するぐらい自由なの!!!!!!!!!!!!!!!!
まあ自由が高じてまだ無職の銀行残高ン万円なんですが。
自由は快適だけど税金は無敵。
あ、あと前の記事で「胃カメラ飲みま〜す。所見の胃癌が怖すぎ」とか不安を煽るだけ煽ってトンズラこいてすみませんでした。
超〜〜〜生きてます。
胃が痛くて今朝なんか垂直に跳ね起きたんですが…つって胃カメラまで飲んで診てもらったのに「胃がキレイ!すごくキレイ!」と褒められ自分の胃の強靭さを思い知っただけでした。
ゴミ箱の上に置いてあった抹茶パンを食べた後、母に「ここに置いてあったカビた緑の食パンどこ?」と聞かれてひっくり返ったけどお腹はなんともなかった猛者は健在です。
まあ結果としてはじんわり患ってるパニック障害のストレスとのことなんですけど、こんなに無職を謳歌してるのにストレスね…?
ストレス、ぅちのことすきすぎん…?
日々楽しく生きててもこんなことになるんですから、頑張って学校行ったり仕事行ったりしてる人ほんと、自愛してくださいね。
他愛が欲しければ言ってくださいね。
愛するのは得意なので。
さてなんですが、就活クソカレンダー6月号です。
ストリップバー後編ももう3ヶ月ぐらい経っちゃうのでそろそろとは思うんですが、あの熱量を文字に起こすには脳とスマホを直接繋ぐしかないように思えて…。
早く私のゴーストが「こう言う風にレビューすればいいの…」と囁いてくれればいいんですけど。
なのでひとまず軽くクソカレンダーの更新です。
6月号は去年の夏、第一次就活戦線の時に(現在は第二次就活戦線で負傷兵なりに丘超え山超え二次面接超え頑張ってます)何度も出会った「この会社こんな感じグラフ」についてです。
某就職・転職情報V◯kersはそれこそお気に入りの二次創作サイト並みに日参してました。
カウンターがあれば何回かキリ番踏んでリク情報とかもらえてたと思いますね。
「◯◯社と△△社に10の質問」
とかリクエストしてニヤニヤしてたはず。
それはそうとして、いろんな会社の情報を見ていると目を引くのが「残業時間がぶっちぎりすぎてて直線グラフ内に収まらず波線で省略されてる会社」、そして「企業風土のバランスが悪すぎてレーダーグラフがマキビシみたいになってる会社」なんですね。
前者は何回見ても笑える。
いや、実際に働いてる人からすればマジで冗談じゃないでしょうし、心配だし、逃げて!とは思うんです。
ただ、グラフにされると「平均残業時間120h」の文字と波線がウニャニャと付け足された馬鹿長いバーのインパクトに笑ってしまう。
人間は窮地に立たされると防衛反応から笑っちゃうじゃないですか。
多分それと似たような脳の働きで笑っちゃうんですよね。
このヤバ・バーを見たければ広告業界で検索すると結構ヒットしますので。
マジでどうにかしないとダメだと思いますけど。
で、後者のアンバランス・トンガリ・グラフ。
その尖り具合はまるで就職活動者を拒むかのように鋭く、痛々しい。
「給与面」が満たされているのに「風通し」がゼロに等しい会社のことを想像する。
たぶん、一族経営で、持株会社で、それなりに老舗で資金繰りには困らないけど新しい風も入らない、そんな「酸素濃度は低いけど登って行きゃあ良い思い(年功序列給与アップ)ができるわ…」みたいな富士山的会社なのかな…。
「社員の士気」も「法令遵守意識も」げっそりで春の風にグラフがさらわれてしまいそうな儚い会社のことを想像する。
社員の方々、頼むから生きてくれ…。
現社員、元社員の有志からの口コミで成り立っているサイトなので真偽は定かではないでしょうし、部署や職種でもかなり変わって来るとは思います。
ただ、こういう情報を仕入れて咀嚼して会社と社会のことを知っていくうちに「社会に出て自分が大事にしたいこと」の輪郭が見えてきたりもするんじゃないでしょうか。
いい感じに締まったので今回はこの辺で。
誰が読んでいるのかは分からないこのブログですが、読んでくれてる人ありがとね。
就活クソカレンダー(5月)
ブログを1ヶ月放っておくとどうなる?
「この広告は1ヶ月以上更新がないため表示されています」
が出る。
そんなのは嫌だ。
まるで
「お前はいつだって3日坊主だ。何事も続けられない人間だ。お前は誰にも愛されない」
と指摘されているように感じる。
しかも、的を射ているから激痛である。
私はもんのすんごい飽き性なのだ。
幼い頃に階段から落ちて頭をカチ割って以来、記憶も感情も2日持てば良い方である。
嬉しさも悲しさも私にとっては線香花火。
明日は明日の風が吹きすさび、海馬は全部更地となって売り出されます。
しかし、私は的になんてなりたくない。
ましてや射られたくない。
人間でいたい。
I LOVE ヒューマニズム。
なのでお茶を濁すようにクソカレンダーを更新させていただきます。
ストリップショー後編はいつ書けるの?
明日胃カメラ飲んで生きてたら書きます。
お待ちくださいね。
そして応援しててね。
FUJIFILM、飲むよ。
FUJIFILMもできた当初は自分がそのうち長細〜くなって飲みこまれることになるとは思ってなかったろうけど、飲むよ。
先生に「じゃあ明日カメラ飲もうか」と軽めにお誘いされたからイエス=マンは「はい」しか言えなかったよ。
胃炎で済みますように。
ちらっと見えた「胃がん」の所感が怖すぎるので。
本題。
就活クソカレンダー5月です。
企業は就活生のことを見ています。
これが就活の大前提です。
しかし、就活生もまた企業を見ているのです。
マジックミラー越しの面接とか、録画ランプが点灯しているハンディカムの前で一人話すとか、CIAの尋問かな?みたいなイレギュラーに出会わない限り、企業と就活生は対面してお互いを探り合うことになります。
つまり、企業とて「選ばれる側」に他ならない。
つまり、就活生であっても「選ぶ側」に他ならない。
本来なら企業と就活生は対等な関係であると言えます。
お互いにリスペクトが必要なのです。
なので、就活生の皆さんは過度に萎縮せず、卑下せず、堂々と自分自身を表現してください。
それをこの就活クソカレンダー5月は教えてくれているような、そんな気がしてきます。
エキスポを楽しむお父さんも、実はそういうことが言いたかったのかもしれません。
「エキスポを楽しむように、人生を楽しめ」
人生は自分で作る遊園地。
ジェットコースターばかりを設置して、常に自分にプレッシャーを与え続けるのも良し。
グリーティングに力を入れて交友関係を広げるも良し。
8割方休憩所にして休みを取りまくるのもまた良し。
私の遊園地は、現在地盤沈下で立ち入り規制中です。
2019年春、再開予定。
就活クソカレンダー(4月)
大いなる楽観主義者の私でも、8月初旬に持ちコマが0になった時はさすがに
「これはヤバいんとちゃうか…?手札ゼロで遊戯王に挑むヤツ見たことあるか…?」
と焦りだしました。
ちなみに小学生の時、姑息な負けず嫌いだった私は幼馴染と遊戯王をプレイした際、フィールドに全て展開するとその時点で勝ち確定、みたいなキャラクターが5分割されたカードをデッキの上の方にちょちょちょっと忍び込ませ8ターンぐらいで勝ちました。
友だちは非常に微妙な顔をしていましたね。
それ以来その子と遊戯王をやった記憶はありあません。
本当に小狡いヤツでごめんなさい。
遊戯王の決着は一瞬。
友情の遺恨は一生。
ところで話を戻すと、就活の持ちコマが0になった私はそこでようやく「就職支えも〜〜〜〜ん💦💦💦💦」と大学の就職支援センターに駆け込み助けを求めました。
センター職員の方にあーだこーだ話し、結局私の何がダメなのか前のめりで伺ったところ、
「自己PRも話し方も申し分ない。私もなんであなたが決まらないのか分からない。だから、逆に確かに言えることは、自己表現に偏りすぎて企業研究がおろそかになってる」
でした。
すごい。
的をあまりに的確に射られたせいで恋しちゃうかと思った。
キューピッドじゃん?(錯乱)
今就活してる人、これからする人へ。
企業研究、特に自分が行こうとしてる会社の体質(体育会系か〜とかワンマン経営か〜とかドライな社風か〜とかも)をしっかり、しっか〜り調べて、そこに自分の長所を沿わせてアピールすること、超大事です。
体力が必要そうな会社に対して自分の長所が「明るい性格」なら、「明るい性格で辛いことがあってもすぐ切り替えられます」とかなんとか、折れなさアピをしたり。
企業研究、大事です。
以上、3ヶ月で無職になった人からの切実なアドバイスでした。
が、そんな奴に言われたくね〜というあなた。
わかる〜〜〜〜〜〜!
私も今再就活してるけどまたもや自己表現に偏っている〜〜〜〜!!!
自我が理性を追い越してる。
ところで就活クソカレンダーは4月分です。
これ全部、いろんなシチュエーションで撮った私の証明写真なんですけど、バリエーションが豊かなのが面白くて並べてみたら繁華街で掛かってるキャバクラとかホストクラブの店員の写真が並べられた看板に見えて笑っちゃったな、という。
経営から接客までワンマンでこなすようですね。
立派なもんだ。