お時間です

生き延びがち

女衆五人でストリップショーに行ったらかわいいをおすそ分けしてもらえた話(前編)

お盆だったので、高校以来の友だち5人でストリップショーに行きました。

お盆だったので、の部分に特に意味がないのがいいでしょ。

お盆とストリップショーにこれまではなんら因果関係はなかったのに、私が「お盆だったので」と記したことでまるで「お盆はストリップショーに行くもんだ」みたいな雰囲気が漂っている。

もちろんそんなことはない。

ストリップショーはいつ行ってもいい。

台風とかハルマゲドンとか自分の結婚式とか以外ならいつでも。

 

大阪は天満にある有名な劇場に行かせてもらいました。

名前をあげると東洋ショーです。

その節はありがとうございました。

 

遅刻した私は駅で既に揃っていた4人の旧友たちから轟音の弾丸トークを浴びました。

「おまえ今日もすごい格好やな!」

「遅刻すんじゃねえ!」

「わにゃにゃににゃ!」

「もにょにょにょにょ!」

4人中2人の発言は聞き取れなかったので白旗を上げて降参しました。

結論:おしゃれに時間をかけても遅刻はいけない。絶対に。NEVER。

 

そのままトークの弾丸を連射しあいながら目的地まで10分ほど歩いていくと、目当てのブルーの看板が見えまして。

人一倍おこられることを怖がる私が

「さすがにこのクソデカボイスパレードのままの入店は迷惑だから大人しくしましょ」

とビビリング(ビビっている様子)を見せ、みんなもそれもそうだとしずしずとストリップ劇場にお邪魔しました。

 

東洋ショーはカウンター横の券売機で入館チケットを買うシステムだったんですが、もうその時点で謎の武者震いから手が震えている私。

微妙に札が差し込み口に入らないし(震えてるからですね)、友人らの抑えたはずのテンションも熱い鼻息となって暴れているし、これはいけない、と全員がチケットを買えたところでショー開始まで一時店外に退避することに。

なんと、東洋ショーには外出する人に「お出かけバンド」みたいな紙のバンドを腕に巻いてくれるグッドサービスがあるんです。

パルケエスパーニャみたい!遊園地みたい!と5歳児のようにはしゃぎながら受付のお姉さんにバンドを巻いてもらい、近くの商店街にある喫茶店まで息を整えに向かいました。

でもよく考えたら腕のバンド、あのエリアで付けてると、パルケエスパーニャで遊ぶ女子たちではなくストリップショーに赴く女子たちであることが丸わかりなんですね。

つよい。

 

 

なんか妙に長くなってきたので、ここまでを前半とします。