今年の2月頭から半ばにかけて、友だちとイタリアとスペインに卒業旅行に行ったわけです。
私はいつだって金欠でけちんぼなので
「スペイン削らない〜?ねえ3万プラスはキツいよ〜」
とセコいダダをこね、友だちは
「働きなさ〜い」
と至極真っ当なアドバイスをしてくれました。
あまり働くのが好きではない私が週1か2ぐらいしか飲食バイトにシフトを入れてないことは、6、7年来の友だちには筒抜けでした。
この人には割と何もかもが筒抜けなので私が筒なのかも。
マカロニだと嬉しいわね。
で、プラス3万で行ったスペインは最高でした。正確には「極上」でした。
何がって、サグラダファミリアです。
同人作家の「描き(書き)上げる!ぜったい描き(書き)上げるから!いつかは!」の先駆的存在であり、完成予定日が幾度となく伸びて来たサグラダファミリアは、素晴らしかったです。
ステンドグラスは最近はめられたようなんですが、
んも〜!最高!自然光の入り方で見るたびに差し込む光の色が変わってんも〜!
大変よろしかったです。
宗教施設としても興味深いので、ぜひ行った時はガイド付きのチケットを買ってください。
上を見る時は口が開かないように気をつけてください。
口が乾くので。
本題です。
実は私、けっこう酒を飲むのでイタリア初日にヴェネツィアのスーパーでボトルワインを買ったんですよ。
安かった〜〜多分600円いかないぐらい。
で、ね。
要るじゃん、アレが。
ボトルワイン飲むのに、アレが。
オープナーが。
持って来てね〜〜〜〜!!!!!
行く前にフランス経験済みの姉に「忘れんなよ」つっておちんのところがスクリューになってる人型のオープナーもらったのに!!!!
置いて来た!!!!!!!
ああああ〜〜〜〜〜〜!!!!!!
飲めへん!!!!!!!!!
私は悲しすぎるあまり、あとキャリーケースに入れて割れたらヤなので、都市間の移動中ほぼず〜〜〜〜っとボトル片手に歩いてました。
それを見た友だち3人(現地で友だちがふたり増えました)
「荒くれ者のヴァイキングやん」
だまれ〜〜〜〜〜!!!!!!!
誰がヴァイキングや〜〜〜〜〜!!!!!!!
ちなみにこの写真は安っすいオープナーを買ったら秒で千切れてしまい二度と開けられなくなった図です。
5日間ぐらい試行錯誤して開かなくて。
地面に叩きつけろ!というネット情報を信じても救われなくて。
で、イタリアで最後に泊まったホテルのボーイに
「あんたならできる!頼む!よっこの天才!頼むよ!お頼み申し上げる〜!」
とおだてて縋り付いて開けてもらいましたとさ。
彼は誰も抜けなかったコルクを抜いたことから、我々からキング・アーサーと呼ばれています。
私は荒くれヴァイキング。